魔女とアロマテラピー
魔女とアロマテラピー
西洋医学が当たり前になる以前は、薬といえば、ハーブやスパイスなど、今の芳香療法(アロマテラピー)や薬草療法(ハーブセラピー)でした。
特に中世ヨーロッパの魔女といわれた人々は、おまじないにこれらを使いこなしては、病気(恋の病も含めて)やいろいろな問題を解決に導いたとか。
以前自宅で末期癌のお父様を介護していた娘さんに頼まれて、お父様を介護していた娘さんとお母様から、頼まれてお父様にアロマトリートメントをさせていただきに通ったことがありました。。お父様も痛みで、二人に辛くあたっている日常でしたが、アロマを受けた日はよく眠り、穏やかになるとお二人は喜んでいました。
ある日いつものように出かけていくと、お父様はぐっすり寝ていらしたので、3人でこたつに入りながら、お茶をいただきました。連日連夜の介護に精神的にも肉体的にも一杯一杯だったのでしょう。笑顔も引きつり、お母様からはもう無理だわとの言葉も。どんどん辛いばかりの話になっていきました。私はお話を聞きながら、アロマキャンドルをセットしてお父様のために用意していたネロリ精油を焚きました。
するとまもなくお二人とも、何だか眠くなってきたわといってそのうちにうつ伏して寝てしまいました。しばらくしてお父様が目覚めて、何だ寝てるのか!とはじめは怒っていましたが、しばらくして疲れているんだな・・・と優しく呟いて、ぐっすり眠っているお二人を見つめられていました。それからお父様のトリートメントを一時間くらいしている間、ピクリとも動かず熟睡。目覚めた時は、お二人とも凄くスッキリして、気分が良いわ!と嬉しそうでした。
香りの魔法ですね。
長年イビキで悩んでいた男性が、トリートメントに通いだした頃に、僕はモテないんだよね。とつぶやかれたので、ジャスミンやイランイラン、冷えたところにクラリセージを使ってトリートメントを続けたところ、彼女が出来ました!との嬉しい知らせを頂いたこともありました。花の香りは男性も女性も魅力を高めてくれる香りです。
魔女たちは、アロマやハーブ、スパイスをベストなタイミングで使いこなして人々に時に崇められ、時に気味悪がられていたのではないでしょうか。
現代の魔女であるアロマセラピストやハーバリストは、その効果を信頼し、人々の役に立つ使い方をきちんと学び、守っていきたいと思います。
自然に感謝、尊敬を忘れないで・・・。
Yuka
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